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経営

新谷千里の「お客と社員に支持される生産性向上策」(37)働く時間を減らし賃金を上げる

2019年04月17日

私は業務改善のコンサルティングをしている企業の人たちに対して、「地域で一番の給料を貰える会社にしましょう」と呼び掛けています。業務改善の目的の一つは、ここにあると強く思っています。 それは「賃金の安い会社で働きたい!と思うだろうか?」「待遇の悪い会社で、働きたい!と思うだろうか?」という、働く側からの単純で素朴な疑問からです。 「従業員満足」を口にするリーダーは多いように思います。その目的を達成する意味でも、言葉だけではなく、「地域で一番の給料を払える会社」を目指してもらいたいと思います。 ■給料が安く、人件費率が高い、悲しい現実 公益財団法人・日本生産性本部は日本の労働生産性(2017年)が主要先進7カ国で最下位だったと発表しています。それも、何年にも渡って続いているそうです。 そのなか…




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