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IT・システム

當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論㉜ トヨタの「自工程完結」に学ぶ

2015年12月16日

トヨタの元副社長で相談役の佐々木眞一氏の「トヨタの自工程完結」という本が、今面白い。一生懸命頑張っているのになぜ成果がでないのか、そのような理不尽な仕事を無くすために、トヨタ全社で進めている仕事の質を高める考え方のことを「自工程完結」と言っています。自動車の工場におけるブルーカラーの生産性が「カイゼン」であるならば、「自工程完結」はどちらかというと、スタッフ部門=ホワイトカラーの生産性をあげるための秘訣であるようです。それは現場やオフィスの「リーダー」をいかに多くつくりだすかというところに集中しています。私はシステム開発の仕事をしていますが、システム開発は単純なプログラミングという作業=ブルーカラー的な要素と、顧客との関わり、提案、設計、プロジェクト運営などの営業やマーケティング、スタッフ…




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