當仲寛哲のリテイル情報システム論(96)中内語録:｢働く｣の反対は｢休む｣ではなく｢遊ぶ｣

私の会社は、2004年の創業です。18年経って、現在は従業員数80名を越えました。とくに後ろ楯や特定の顧客をもって独立したわけではなく、まったくのゼロスタートでしたから、大変と言えば大変だったかもしれませんが、気楽と言えばとても気楽であったと思います。何も無い代わりに、気にすることも何もない。一つひとつやってみたいことを、下手でも自分で決めてやってみる。そんなやり方をすると、当然、失敗の方が多い。というより、最初は必ず失敗する。失敗したら、その原因を振り返って、足りないと思われることを自分なりに分析して、今度は気をつけながらやってみる。  チャレンジと失敗と経験  会社は小さく、背負ってるものも小さいから、子どもが転んでも大怪我しないのと同じで、多少の傷の痛みよりも、経験で得られることの方が多い。小…