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人材マネジメント

多様化・増加する「労務トラブル」解決法(4)

2013年07月10日

社内労働組合があるのに 外部労働組合に駆け込んだ退職従業員  近年、解雇やセクハラ・パワハラ等の個別の労働紛争が増加する中で、在職中または退職した従業員が、会社とは全く関係のない一般合同労働組合(以下、合同労組という)に駆け込み、そこから団体交渉の申込みを受けることが多くなっています。  合同労組には、労働組合法上の資格要件を満たしている者(法内労働組合)、または実態のわからないものもあります。 したがって、合同労組が乗り込んできた場合には、その組合が適法な労働組合であるか否かを確認する上で、組合登記簿や労働委員会の資格審査証明書の開示を求める対応も必要になります。 適法な合同労組であれば、企業別組合と同様に、団体交渉をする資格を有していることになり、それを拒むことは不当労働行為ともなりま…




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