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人材マネジメント

嶋内仁の[ポスト・モダン]チェーンストア組織論(69)「学校へ戻る」、大学院入試の傾向と対策

2018年12月18日

  Ⅰ.はじめに ドラッカーは、自分のストロング・ポイントを練磨していくためには、ラーニング(学習活動=学び)、アン・ラーニング(脱学習活動=学び捨て)、リ・ラーニング(再学習活動=学び直し)の繰り返しが不可欠であると説いている。知識は陳腐化するので、絶えざる学習活動が必要だということである。別言すれば、自己革新能力を備えよということであろう。 ドラッカー著『ポスト資本主義社会』中、第11章「教育の経済学」に「学校へ戻る」という節があり、こう書かれている。「すでにアメリカでは、医師、弁護士、技術者、企業経営者は時代遅れにならないために、数年ごとに学校に戻ることが当然となっている」。この本の原著Post-Capitalist Societyが著されたのは1993年で、四半世紀前になる。 同様の表現は、『断絶の時代』にも見い…




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