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財務

白部和孝の売場の計数の使い方Q&A[第13回]

2014年12月10日

POSの導入により、単品別の売上げがつかめるようになりました。単品別の最大在庫数の半分を平均在庫数と見なすと、棚卸しをしなくとも簡単に商品回転率を単品別に計算することができます。計算式は、前回示したように、年間販売数÷平均在庫数=商品回転率となります。単品の場合は、売上高や平均在庫高といった金額を使わなくとも、数量で商品回転率を求めることができます。数量に単価を掛けると、同じになるからです。そして、商品回転率に数量を使うことで、棚別のフェース管理に結び付けることができます。今回は次の質問から入りたいと思います。Question:商品回転率を使ってフェース管理を行うためには、どうしたらいいのでしょうか。Answer:商品が顧客の目に留まる確率のことを、視認率といいます。視認率が高いほど、顧客の…




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