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【1月百貨店】既存店売上高▲1.2%、春節効果売上げ24.8%増だが追いつけず

2017年02月23日

日本百貨店協会から1月の百貨店売上高概況が発表された。調査対象店舗は、81社234店で前月とかわらず。売上高は5209億円。前年同月比は既存店ベースで▲1.2%と11カ月連続でマイナスとなった。顧客別に見ると、95.8%を占める国内顧客は▲2.1%で6カ月連続減。一方、シェア4.2%のインバウンドは、購買顧客数が31.0%増加し、単月で過去最高となる217億円を売り上げた。これは前年同月比24.8%と大幅な伸びを見せた。この顧客の増加は春節の日程によるもの。今年の春節休暇は1月27日~2月2日と1月下旬から始まった。ちなみに前年は、2月7日~2月13日だった。ともに7日間。主要10都市は対前年同月比▲0.7%。プラスとなったのは、札幌4.0%、大阪2.1%、福岡1.7%でインバウンド効果の影響を受けた3都市。一方、残る7都市はマイナス。広島▲4.6%、仙台▲3.4…




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