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【11月家計調査】二人以上の消費支出▲1.5%、勤労者世帯実収入1.0%増

2016年12月27日

11月の二人以上世帯の家計調査速報が総務省統計局から発表された。この調査はサンプル数が全国約9000世帯だが、家計消費トレンドをつかむことができる、唯一のデータである。11月の二人以上の世帯の消費支出は27万0848円で、前年同月比は実質▲1.5%。9カ月連続で減少し、名目でも▲0.9%となった。*「名目」とはそのままの値で、「実質」とは物価変動の影響を除いた値のことである。また住居等を除く消費支出で見ると、1世帯当たり23万3890円。前年同月比で実質▲1.9%、名目でも▲1.3%となりマイナスが並ぶ。 消費支出の内訳は下記表のとおり。 増加項目は①光熱・水道、②交通・通信、③その他の3項目。残りの7項目は減少。すなわち、食料、住居、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、教育、教養娯楽である。衣食住、教育、娯楽が減少したということは、…




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