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【7月家計調査】消費支出は実質▲0.5%だが、調理食品・外食の出費は増加

2016年08月31日

7月の二人以上世帯の家計調査速報が総務省統計局から発表された。家計調査は、国の景気動向の把握、生活保護基準の検討、消費者物価指数の品目選定及びウエイト作成などの基礎資料として利用されているほか、地方公共団体、民間の会社、研究所あるいは労働組合などでも幅広く利用されている。一定の統計上の抽出方法に基づいて選定された、全国約9000世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査するという方法をとるが、サンプル数約9000世帯という点が、やや難点だ。少なすぎるのである。しかしそれでも続けて調査することで、家計消費トレンドはつかむことができる。7月の結果は以下のとおり。7月の二人以上の世帯の消費支出は27万8067円。前年同月比は実質0.5%の減少。しかし前月比(季節調整値)は実質2.5%の増加。そして名目は0.…




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