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【5月百貨店】爆買い効果薄れ▲5.1%、全18地区・3カ月連続で前年比ダウン

2016年06月20日

5月の百貨店売上高概況が、6月20日の今日、日本百貨店協会から発表された。前月と変わらず調査対象百貨店は81社236店。売上高は4629億2215万円、前年同月比▲5.1%となり、3カ月連続でマイナスとなった。マイナスの大きな傾向を、協会では下記のとおり、4つあげている。①10都市及び10都市以外の地区全18地区で前年同月比マイナスとなったこと。②これまで売上げを牽引してきた大規模店も含め、店舗規模別でも全体的に低迷。③訪日外国人の購買客数はプラスだったものの、購買単価が下落し、売上高が2カ月連続で前年同月比マイナスとなったこと。④国内購買客の動きをみると、株価低迷などの消費マインド低下のため、中間層から富裕層の取り込みに苦しんだ。都市別の詳細からみてみよう。主要10都市は、すべてで対前年同月比マイナスとなった。福岡▲2.6%、…




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