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外食産業売上高12月は2.7%増、2015年間結果は0.1%増

2016年01月26日

外食産業は、食品小売業の水先案内人の役目を果たしている。小売業に先駆けて、フードサービス業に起こるトレンドをつかむことは、「すでに起こった未来」を見ることにもなる。その12月の外食産業市場動向調査を一般社団法人日本フードサービス協会(JF)が発表した。新規店も含めた「全店データ」を業界全体及び業態別に集計した結果である。全体概況12月は暖冬により客足が良く、忘年会、クリスマス、帰省など年末需要が好調で、前年を上回り2.7%のプラスとなった。その一方で冬メニューはあまり伸びず、ファーストフードの和風メニューがマイナスとなり、また、店舗数削減が続いている居酒屋も前年を下回った。下記参考資料をみると、本当に2015年12月が暖冬だったことがわかる。平均気温が東京都は2.6℃、大阪府は3.3℃も2014年12月より高い。数字で…




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