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三越伊勢丹HD2013年度決算、売上高・営業利益は好調だがROA3%

2014年05月14日

今週は3月期決算分析が続く。日本百貨店の王者・三越伊勢丹ホールディングス。何しろ、1673年に、三井高利が創業した越後屋を起源とする三越と、1886年、初代・小菅丹治が起こした伊勢屋丹治呉服店を発端とする伊勢丹が、2008年4月に経営統合したホールディングカンパニ―。その決算動向は日本の百貨店全体を象徴する。2014年3月期連結決算は、売上高1兆3215億円で、前年同期に比べて6.9%増。「リモデルと消費増税前需要により、851億円の増収」で好調。 売上総利益、つまり粗利益は370億円で、粗利益率28.0%。これは百貨店としては最低30%を超えたい。一方、販売管理費は3353億円で、25.4%。だから営業利益は346億4600万円で30.1%増。4期連続の増益で、最高益を大幅に更新。前期営業利益を80億円も上回った。しかし営業利益率は、2.6%。売上総利…




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