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ターゲット スタインハフェルCEOが7000万人顧客情報流出で引責辞任

2014年05月07日

米国第5位の小売業ターゲットは、同社で35年間のキャリアを持つグレッグ・スタインハフェルCEOの辞任を取締役会で決定した。今回の決定は即時に実行され、スタインハフェル氏は兼務する取締役会議長と会長職からも降りた。     後任が決定するまで、ジョン・マリガンCFO(最高財務責任者)が暫定的に会長とCEOを務める。またログザンヌ・S・オースティン取締役も暫定社外取締役会議長に任命された。体制移行が完了するまで、スタインハフェル氏は顧問として留まる。   スタインハフェル氏は2008年5月にCEOに就任。リーマンショック後の金融危機の中、リーダーシップを発揮し、カナダへの進出を実現したほか、アクティビスト・ファンド(いわゆる「もの言う株主」)のウィリアム・アックマン氏との委任状争奪戦を乗り切った。   しか…




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