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月刊商人舎 2026年06月

決算書の見方と「トップ100」のKPI比較

2026年06月10日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 会社は決算をしてはじめて、その社会的な成果が明確になる。 『帳簿の世界史』(ジャイコブ・ソール著)には「中世イタリアの商人」が「複式簿記を発明した」と記されている。現存する最古の帳簿は1296年のリニエリ・フィニー兄弟商会のものだ。ファロルフィ商会の1299年の帳簿は現金勘定と出資者勘定が分離され、リアルタイムで利益が把握できるようになっていた。借り方と貸し方に分けられ、双方が消し込まれている。減価償却の考え方も反映されている。 700年以上も前のイタリアで、貸借対照表と損益計算書は真剣勝負で使われ、共同出資方式のイタリアの貿易を飛躍的に発展させた。共同出資だからこそ、利益配分は厳格でなければならず、だから複式簿記の発明となった。 2026年の今も同じである。株式上場企業の株…




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