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月刊商人舎 2025年08月

 実践提案編 


女性従業員の「改革プロジェクトチーム」

「高粗利商品構成比を30%に上げる法」

2025年08月08日

㈱BSK代表 鎌田真司 これまで、日本のスーパーマーケットのインストアマーチャンダイジング(MD)は、男性が中心となって行われてきました。しかし、コロナ禍以降、社内の女性社員や女性パートさんの提案を活かしたインストアMDを行い、それが当たって、売上げと利益を向上させる実例が登場してきています。本稿ではそうした実例から、女性社員、パートさん主体のインストアMDの導入法を解説します。  自店のお客さまは誰か  日本のスーパーマーケット業界では、「人手不足」の常態化から、1人の女性パートさんに「マルチタスク」などという言葉で、何役もこなしてもらうオペレーションが進められてきました。加えてレイバースケジューリングなど生産性向上に取り組んだ結果、人件費等のコストは下がりました。 しかし、こうした生産性向上の効…




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