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月刊商人舎 2024年08月

'24商売のヒント ⓱


暑熱避難施設「クーリングシェルター」設置

先行するウエルシア、拡大するイオンモール、連携する九州8社

2024年08月09日

「クーリングシェルター」――最近、メディアへの登場頻度が高くなった言葉だ。 暑さを一時的にしのげる場所として、「指定暑熱避難施設」と呼ばれる。国が創設した熱中症特別警戒情報発令時に一般開放できる施設として、市町村長が指定する。 指定要件は、冷房設備があること。必要面積や定員などの基準は決められていない。たとえば利用可能人数が5人だとすれば、一人ひとりが無理なく滞在できるスペースが適切に確保されていることが要件となる。 小売業のように、店舗にすでに冷房設備が整っている施設の場合、その活用を後押しする目的から、要件の適用は自治体の裁量に任されている。 クーリングシェルター・マーク また、各自治体は、利用者がアクセスしやすいように、クーリングシェルターとして指定した施設の名称、所在地、利用可能日や…




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