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月刊商人舎 2024年01月

 2024チェーンストアへの提言 


インフレ四重奏の年には「繁盛店」を目指せ!

2024年01月10日

流通ストラテジスト ㈱小島ファッションマーケッティング代表 小島健輔 2024年は調達コストに加えて人件費や物流費もさらにインフレし、「金利のない時代」も終わって資金コストも上昇する。つまり「インフレ四重奏」の年になりそうだが、チェーンストア経営はコスト抑制より「繁盛店」づくりに重点を置くべきではないか。  コスト抑制デフレ政策と売上拡大インフレ政策  インフレ局面で利益を確保するには、ボトムライン(コスト)を抑えこむデフレ政策と、トップライン(売上げ)を押し上げるインフレ政策があるが、インフレ四重奏の24年はインフレ政策の一択とならざるを得ない。 調達コストだけのインフレなら他のコストを抑えて利益を確保することも可能だ。が、人件費も物流費も資金コストもインフレする四重奏ではコスト抑制は非現実的だ…




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