4社が取り組む４つの取り組みについて、その背景と進め方について、ヤオコーロジスティクス推進部の神戸達也部長から資料を使って説明が行われた。 取り組みのきっかけは３つあります。第1に物流の現状、第2にトラックドライバーの不足、第3にEC市場拡大による物流需要の増加です。また、2024年度から「働き方改革等の関連法」が施行されることから、物流において供給制限が発生する恐れがあり、発注から納品までの工程維持が困難になりつつあると懸念されています。昨年から行政や製配販各団体が集まって、物流の最適化のための対策が検討されています。 図表①　4社の状況 (2022年協議開始時点) このような動きを踏まえ、日本スーパーマーケット協会では2022年から、正副会長企業4社で協議を進め、食品流通の在り方を再構築するための取り組み…