戻る 印刷
月刊商人舎 2022年06月

コンビニは世界に向けて「国内再成長」を図る

2022年06月10日

[caption id="attachment_124004" align="alignnone" width="600"] naka - stock.adobe.com[/caption] 「再成長と種まき」――この2つの言葉がコンビニ各社の決算発表のコメントや説明資料に見られた。コロナ禍の2020年、2021年を通じて、加速化したデジタル技術の導入環境が整った。また生活者の購買行動の変化が進んだ。それらが従来型のコンビニの店づくり、商品・サービスの転換を早めた。生活者の行動範囲が狭まるほどに、「最小商圏店舗」のコンビニの価値と求められる商品・サービスが明確になる。 一方で、セブン-イレブン・ジャパンとセブン-イレブン・インクは米国のスピードウェイを傘下に収めたことで、グローバル展開が見えてきた。 最小商圏店舗で世界規模のスケールを展望するというパラドックス。しかしそれはセブン-イレブンに限らな…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください