普及が進む「レンゴー スマート・ディスプレイ・パッケージング」。 石田重親副社長が語る 段ボール改革が小売流通産業に果たす役割　 レンゴーグループは「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」(GPI)として、製紙、段ボール、紙器、フィルムやラベルなどの軟包装、工業用の重包装などの製造・販売から、包装システムの開発・販売までを事業として展開している。国内にグループ企業111社・152工場、海外21カ国で175工場を展開。世界の産業界を見渡しても、これだけ包装に特化した商品群とシステム群を有する会社は少ない。 1909年、 創業者の井上貞治郎氏が国内で初めて、多層構造に加工した強度のある板紙をつくり、それを「段ボール」と名づけた。それから110年が経過して、今や段ボールは物流に欠かせない資材として広範囲に利用されて…