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月刊商人舎 2021年04月

定義集

混乱する業態用語を再定義する

2021年04月12日

あるメーカーのトップと話していたら、「改めて勉強したいことがあるんです。英語と業態論です」と言う。 なるほど「業態」は相当、知性のある経済人でもわかりにくいのか、と思ったものだ。 業態を普通名詞で説明するのは難しい。固有名詞で「あの店」や「あの店」の商売のやり方という説明をする方がわかりやすい。    百貨店(Department Store)  K:広辞苑、S:商業用語辞典、R:小売・流通用語集、J:チェーンストアのための必須単語1001 百貨店業態は三越や伊勢丹、高島屋、大丸、阪急百貨店、西武百貨店、そごう、などなど。あの大型の店。それだけでいい。ただし、「百貨店」を名乗っていても、三越や伊勢丹と同じ分類に入れにくい店がある。そんな店をどう分類するか。そのために定義がある。 しかし既成の事典…




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