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月刊商人舎 2021年02月

 対談特集 その4 


働き方改革は進まない!!〈前編〉

UAゼンセン副会長 木暮弘/流通部門執行委員・労働政策委員会事務局長 新井美穂

2021年02月10日

結城 新型コロナウイルス感染症が発生してから1年が経ちます。そして昨年暮れからコロナ第3波に見舞われています。ワクチンが行き渡ってコロナが収束するまでにまだまだ時間がかかりそうです。私は収束するまでの期間を「キャズム」と名付けています。「大きな溝」という意味です。キャズムの認識をもって経営をしていきましょうというのが私の提案です。 そのキャズムのなか、流通業に従事している人たちの労働環境や働き方がどのように変わっているのか、またUAゼンセンとしてどのような対応をしているのかを伺いたいと思います。  前編  労働現場で何が起こったか?  木暮 UAゼンセンは、繊維・衣料から医薬・化粧品、化学・エネルギー、窯業・建材、食品、流通、印刷、レジャー・サービス、福祉・医療産業、派遣業・業務請負など、国民…




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