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月刊商人舎 2020年08月

スーパーマーケットはコロナ特需で爆発した。

COVID-19から見えてきた4つの道とは?

2020年08月11日

COVID-19パンデミックに対して、世界中の国々で例外なく、最も社会に貢献しているのが医療機関であり、同時にスーパーマーケット産業である。「エッセンシャル(Essential)」という言葉が使われて、アメリカでもヨーロッパでも、アジアでも日本でも、政府や行政の認識以上に国民や市民から、ライフラインにとって必須の小売業態だと再評価された。 スーパーマーケット産業には他業態や他産業が大盛況のときにもそれほど大きな好況は訪れない。逆に他業態や他産業が不況のときにも、それほど深刻な不振には陥らない。ただし慢性的に生産性は低く、競争は激しく、人気のない産業である。 しかしコロナ禍で、このライフラインにおけるエッセンシャルな認識が生まれた。これこそ、スーパーマーケットにとって第1の「業態地殻変動」である。 これまでは小…




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