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月刊商人舎 2020年07月

 巨匠が提案する「ニューリテール」 


コロナ時代に「いちばん大切」な店づくり・売場づくり

2020年07月10日

㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表 鈴木哲男  プロローグ  コロナの経験は令和のニューリテール(新しい小売り)につながるきっかけになる。いや、そうしなければならないと、私は考えている。 第2波の8月説・10月説・12月説など、専門家からはさまざまな声がある。どうしても、悲観的な見通しに流されがちだが、いつ、収束するかなど、正しい事実は専門家でも断言できない。 思い出してほしい。3月25日の外出自粛要請時(東京都)は「いつ、パンデミックが起きてもおかしくない」と言われ、4月7日の緊急事態宣言発出時にも、「遅い、甘い」と言われ、日本全体が暗い気持ちになっていた。 しかし、5 月25日の全面解除後、6月19日の移動制限解除後は不安を抱えつつも、街の店に、郊外の店に、堰を切ったように人が繰り出した…




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