印刷プレビュー
月刊商人舎 2020年01月

特集のまえがき


企業と人生の「リスクマネジメント」

2020年01月10日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 後回しはもう、止めにしたい。先送りは、戒めたい。今すぐに、前に向かって動き出したい。準備を進めたい。小さなところからでも、「ゼロエミッション」に向けて。「リスクマネジメント」に向けて。そのための大前提は経営の健全化である。しかし前提条件の対策にだけ邁進することによる、絶対課題の「後回しと先送り」は今年、お払い箱にしたい。 ●「二酸化炭素中毒症になった人間」 毎日新聞の巻頭コラム、昨2019年12月16日の「余禄」が指摘した。 「英国の辞書が毎年発表する『今年の言葉』は、そろって気候・環境関係だった」 オックスフォード大学出版局は「気候非常事態」、コリンズ編集部は「気候ストライキ」、ケンブリッジ大学出版局は「アップサイクル」。 「世界中で気象災害が続く現状は、もはや気…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください