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月刊商人舎 2019年11月

 イオン㈱副社長SM事業担当 


「リージョナルの統合・再編で3つのシナジーを創出する」


藤田元宏

2019年11月11日

イオンのスーパーマーケット(SM)事業は日本唯一のナショナルチェーンである。アメリカのクローガーやアルバートソンと比較できるのはイオンのスーパーマーケット事業しかない。しかし業容は日本最大であるものの、その上期決算は減収減益だった。 藤田元宏イオン㈱代表取締役執行役副社長SM事業担当が語る。 消費増税後も続く六重苦とその克服策 「営業収益が1兆6051億円で、想定した水準を確保できなかった。それが最大の減益要因と考えています」(藤田元宏副社長、以下同) 上期を通して売上高が誤算だったと言うが、第1四半期は、出店を加速するドラッグストアやディスカウントストアの影響に対して、価格面で対抗策を打ち、人員を傾斜配置することによって惣菜部門の強化対策を実行した。 「少なくとも営業収益を回復トレンドにで…




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