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月刊商人舎 2019年11月

 特集 


「波の下にある潮流」

消費増税直後の小売業トップマネジメント発言集

2019年11月11日

「波は短期的に動揺と混乱を引き起こすが、長期的には波の下にある潮流のほうがずっと重要である――」。アル・ライズ&ジャック・トラウトの名著『ポジショニング戦略』の「12の決め手」から。10月1日に消費税率が10%に引き上げられた。軽減税率制度が初めて導入され、中小企業での購買には、キャッシュレス決済に対して5%のポイント還元がなされる。消費低迷や価格競争・ポイント競争の激化は明白であるし、消費者心理や買物行動は大きく変わるに違いない。しかしその海の上の波が変化するときに、海の下の潮流はどう変わるのか。短期的な動揺と混乱の下で、長期的な変動と変容は起こっていないのか。イオン岡田元也、セブン&アイ井阪隆一、ファーストリテイリング柳井正をはじめ、小売業首脳陣の発言から、「波の下にある潮流」を探った。ライズ…




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