デジタル化の急進が社会と事業を変える!!＜③＞

第3章   令和のマーケティングは変わる   潜在需要と嗜好性 モノを販売するときには二つの見方がある。一つは「潜在需要」である。市場のポテンシャルと言い換えてもいい。そして、もう一つは「嗜好性」だ。その商品を好む人、好む地域などを指す。 図12のように縦軸に地域別購買力（潜在需要）を、横軸に地域嗜好性を置いたとき、当然ながら右上の地域購買力が大きく、地域嗜好性が高いオレンジのゾーンが最も効率が良いマーケットということになる。最優先で取り組むべきポテンシャルの高い市場と言える。 True Dataでは、この「潜在需要｣と「嗜好性」の二つの物差しでデータを分析して、マーケティング活用してもらうためのサービスを開発した。 「これまでは、需要予測する際には『こういう商品／サービスが欲しいですか』といったアン…