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月刊商人舎 2019年10月

2019年10月10日

 Ⅳ  紀文食品の「集いとごちそう」提案 紀文食品では昨年に引き続き、「集い」を正月商戦の主要テーマに掲げています。図9はおせちと集いの変化を整理したものです。   図9   おせち料理が庶民に定着したのは江戸時代です。そしておせちという文化は明治、大正、昭和にかけて全国に広まりました。高度経済成長に合わせるように、三段重の豪華なおせちが定着します。 90年代になると、インターネットが本格的に普及し、和風、洋風といったおせちのバラエティ化が生まれます。 そして2011年3月11日に東日本大震災が発生した後は、「集い」の大切さが改めて見直されるようになりました。 近年では、スマートフォンの普及やSNSの台頭で、「魅せるおせち」「魅せる食卓」が登場するようになります。 紀文食品では「正月のいわれ」訴求による…




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