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月刊商人舎 2019年08月

 特集の前書き 


消費増税前の店舗戦略「傾向と評価」

今年上半期新規店舗・改装店舗から「一つ星、二つ星、三つ星」を選ぶ

2019年08月09日

難しい時代に入ってきた。私は「無呼吸泳法」と言ったり、「最悪を覚悟して、最善を尽くせ」と説いたりしている。身も蓋もない話だ。 7月21日の参議院議員選挙の結果、与党の自民党と公明党が勝利したと言っていいだろう議席を確保した。それは10月1日から消費増税が始まることを意味する。さらに軽減税率も導入され、中小企業への優遇政策も実施される。惨敗した野党もきっぱりと消費増税反対を表明したのは、山本太郎代表のれいわ新撰組だけだった。 ㈱ヨークベニマル大髙善興会長が憤慨気味に語る。 「10月の消費税増税後は大変です。消費喚起施策は、透明性のある公平な競争を阻害しています。2600億円規模のコープさっぽろや1300億円規模のみやぎ生協がポイント還元の中小企業に該当する。さらにこれに向けて資本金を5000万円まで減資する企業…




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