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月刊商人舎 2019年07月

 特集 


アスクル&とくし丸

日本型ラストワンマイルの「三方良し」を探求する

2019年07月10日

ラストワンマイルはサプライチェーンの鎖の中で、最後の1マイルを担当する。1マイルは1.6kmだが、象徴的に言われているに過ぎない。ラストワンマイルとは、主にインターネットビジネスにおけるサプライチェーンの最後の一行程だ。そして、この最後の行程の王者は米国のアマゾンであり、中国のアリババであって、そのラストワンマイルの先に消費マーケットという大海がある。その大海を牛耳る者が、勝者となって市場を総取りする。ただし「勝者総取り」とは言うものの、ここにもマーケットリーダーがいるし、マーケットチャレンジャーがいる。実は勝者独占ではないのである。そしてここにも多様なカテゴリーがあり、多彩なチャネルがある。アマゾンは書籍から始まったラストワンマイルである。日本のアスクルはオフィスサプライのラストワンマイルであ…




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