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月刊商人舎 2019年06月

 [決算総覧Ⅲ] 


スーパーマーケット

本格的リージョナルチェーン競争時代に入った!!

2019年06月10日

2018年度の日本のスーパーマーケットは「アライアンス(alliance)」がキーワードだった。英語では「同盟」「縁組み」。ビジネス現場では複数の企業間の提携や共同行動、つまり資本提携から事業協力まで幅広い企業提携を総称する。 イオンによる全国のスーパーマーケット事業の再編とフジとの資本業務提携から、アークス、バロー、リテールパートナーズ3社の新日本スーパーマーケット同盟まで話題は尽きなかった。背景にあるのは地方の少子高齢化の深刻さと国民の消費マインドの変質だろう。しかも地震や豪雨といった災害が決断を急がせた。 一方、米国スーパーマーケット産業では一歩進んだ企業合併、買収(M&A)がいまだに盛んだ。全米一のスーパーマーケット企業クローガーはM&Aによって拡張・拡大してきた。アルバートソンはセーフウェイ…




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