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月刊商人舎 2019年06月

 [決算総覧Ⅸ] 


カジュアルチェーン

明暗分かれたユニクロとしまむらのブランディング

2019年06月10日

ユニクロが話題沸騰だ。ニューヨークの現代アーティスト「KAWS(カウズ)」とのコラボ「UT」が中国で争奪戦となり、日本でも銀座店では行列をなし、Tシャツは「1柄1色1枚」の制限を設けて販売したほど。ユニクロはKAWSと、2016年春夏と2017年、2018年とコラボレーションして、いずれのアイテムも世界中で大ヒットした。今回が最後となるコラボだったこともあって、大騒動になった。アパレルが売れないと言われるなかで、ユニクロだけは別次元での商売を展開する。 そして一時期「ユニクロ・しまむら」と評されたほどの「しまむら」は、アパレル産業の低迷同様、業績の不振が続く。その明暗がくっきりとなった。 【カジュアルチェーンの経営数値】 ※画像をクリックすると拡大表示されます。 ファーストリテイリング ビジネスパートナーとのアライ…




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