戻る 印刷
月刊商人舎 2018年12月

特集の"長い"まえがき


「自働発注」のススメ

小売業の存在意義を完全放棄するな!! 

2018年12月10日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴  商業基本原理と商人の尊厳「発注」  商売の基本原理を突き詰めると、「発注」➡「商品陳列」➡「精算」となる。30年も前に、商人舎最高顧問の故杉山昭次郎先生に「商業基本原理」という連載を執筆していただいた。そして㈱商業界の『食品商業』誌上に掲載した。杉山先生は熟考に熟考を重ねて、この3要素を「商業の基本中の基本機能」とした。 さらに杉山著『マス★カスタマイゼーション』(商人舎刊)の中では、カリフォルニア大学のリテール研究の権威デルバート・J・ダンカン教授の講義の話が出てくる。 1964年に渡米した杉山一行は、ダンカン教授から貴重なレクチャーを受ける。小売業における「マーチャンダイジング」という言葉は、「製造業のマーケティングとほぼ同じような意味を持たせて使う…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください