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月刊商人舎 2018年07月

ファミリーマート Produced by ドン・キホーテ

コンビニの「高次安定同質化」を抜け出せるか!?

2018年07月10日

外部食研究家/月刊コンビニ編集委員 梅澤 聡 6月1日にオープンしたファミマとドンキの共同実験店舗、ファミリーマート立川南通り店(東京都立川市錦町3‐30‐11)。ファサードにはドンキプロデュースを謳う。 コンビニエンスストアほど、同質化しつつも、全体の成長が衰えなかった業態はない。それはセブン-イレブン・ジャパンが図抜けた持続的イノベーションを果たし続け、ファミリーマートやローソン、サークルKサンクスやミニストップが、そのセン-イレブンの真似をしていれば、成績は上がり、加盟店も増えていったからだ。つまり「高次安定の同質化業態」であった。セブン-イレブンも真似られることを良しとしてきた。真似られているかぎり、追い抜かれることはないからだ。しかしそのコンビニでも、4番手だったサークルKサンクスがファミリーマート…




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