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月刊商人舎 2018年05月

 特別企画 


TRIAL Smartstore Study 西川晋二グループCIOが語る(後編)

レジレス機能開発からイノベーション・プラットフォーマー構想まで

2018年05月10日

前編からの続き中国人250人と日本人50人のIT技術者がトライアルの自前主義を支える結城 西川さんはIT部門を統括する子会社の㈱ティー・アール・イーの社長も兼任されていますが、そうしたIT系の開発スタッフは中国にいるのですか。西川 中国と日本で300名ほどのIT技術者がいます。結城 すごいですね。中国に技術要員を置くというのは、いつごろから始められたんですか。西川 2004年からですから、15年になります。結城 最初にそう発想した理由は何だったのでしょう。西川 当時は今の20分の1ほどの企業規模で、ネームバリューもなく、日本で技術者を募ってもわずかしか採用できませんでした。東京で会社説明会をすると100人ほどが集まってきますが、応募してくるのは10人ほど。さらに内定を出しても、結局は2名しか採用できないような状況でした。…




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