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月刊商人舎 2018年04月

 <特別企画> KITCHEN & MARKETの革命 


独白――千野和利の17年

3つの改革と「キッチン&マーケット」の未来

2018年04月10日

「キチマはまさに一日にしてならず、です。私自身は、17年間の集大成と考えていますし、全従業員の成果が実ったと感じています」。㈱阪急オアシスの千野和利顧問は開口一番、こう言った。 大阪駅の商業施設ルクア地下2階に4月1日に誕生したフードホール。そのなかの核店舗が「キッチン&マーケット」、略して「キチマ」である。高質スーパーマーケットとして業界をリードしてきた阪急オアシスの決定版とも言える国内最高峰のグロサラント店舗だ。2001年段階で年商270億円の企業から、現時点で1200億円企業へと導き、さらに2兆円のグループを構築した17年の経営改革と、キチマに込めた想いを、千野さんに率直に語ってもらった。私が阪急オアシスに来たのは2001年です。早いもので、丸17年が経ちました。この17年間に行ったことを振り返りますと、大き…




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