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月刊商人舎 2018年02月

優れたマネジャーと優れたリーダー

ポストモダンの「オールラウンドマン」になる条件とは?

2018年02月09日

荒井伸也さんは、何でもゴルフにたとえる名人だ。作家・安土敏として小説や経営理論書を書き、同時にサミット㈱の社長・会長を歴任して立派な会社をつくり上げ、オール日本スーパーマーケット協会会長として、業界を指導してきた。その荒井伸也さんが「店長」をゴルフスウィングにたとえている。「店長はゴルフのグリップである」つまりは会社全体というプレイヤー(人間)と、店舗というクラブ(道具)の、両者をつなぐ要となる存在である。初めから閑話休題で恐縮だが、荒井さんのたとえで最高の出来栄えのフレーズは、これである。「利益を追い求めすぎることを『ヘッドアップ』という」ゴルフはヘッドアップすると、絶対にうまくいかない。利益ばかり追いかけると、経営はおかしくなる。ピーター・ドラッカーも言う。「企業の目的は利益ではない」話…




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