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月刊商人舎 2017年12月

Strategic Eye


ヤオコー社長 川野澄人

都市型小型店「八百幸成城店」の戦略的意味

2017年12月11日

 11月6日、㈱ヤオコーが新規開発した「八百幸成城店」。小田急小田原線「成城学園前」駅の周辺には東京23区でも有数の高級住宅地が広がる。その住宅地を抜け、低層マンションが建ち始めるその境目ともいえるポイントに、八百幸成城店は立地する。 店舗は1階が駐車場、2階が売場という高床式の「ピロティ方式」。売場面積は291坪で、ヤオコーのプロトタイプ店のハーフサイズになる。ファサードには「YAOKO」のロゴはなく、「八百幸」の屋号。バナーを変えて、斬新な都市型小型店に取り組む。その狙いと店づくりを川野澄人社長が語る。  都心から20kmのエリアに出店余地を広げる  第1の「出店」についてですが、ヤオコーは郊外に、売場面積600坪の店を構え、前面駐車場を備えた、2000坪ほどの敷地を必要とする出店形態をメインにしています。それが今…




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