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月刊商人舎 2017年10月

大久保恒夫✖結城義晴

経営計画の3つの隘路と「仮説検証」

2017年10月10日

〔大久保恒夫(株)リテイルサイエンス代表取締役社長×結城義晴(株)商人舎代表取締役社長スペシャル対談より] 結城 今、流通業界全体で、中長期計画を見直す時期にきている。まずは中期計画をつくり、それを連ねて、長期計画とする。しかしアメリカの小売業は中長期計画を公表しない企業がほとんどだ。 大久保 アメリカではコミットメントになってしまうからだろう。 結城 そう、株主から追及されるネタになってしまう。逆に日本の企業のほとんどは中長期計画を発表している。これはこれでいいことだと思う。しかしその中長期計画は、どう考えて、どう見直したらいいのか。それを改めて議論したい。 大久保 中長期計画はどれくらいの年数が多いのか。 結城 中期計画は一般的には3年だ。4年の企業もあれば、ボランタリーチェーンなどは5年もあ…




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