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月刊商人舎 2017年09月

 US Retail Industry業態別[鳥の目・魚の目]分析[7] 


Home Center

オムニチャネル化で決まるホームデポvsロウズ「複占」の未来

2017年09月11日

ホームセンターはアメリカではHome Improvement Store(ホームインプルーブメントストア)あるいはHardware Storeと呼ばれ、住まいに必要な商品を扱う業態だ。建築やリフォームのための水回り機器、配管、床材、建材、塗装、工具、園芸用品、作業着、自動車用品、電化製品など、商品の種類は多岐にわたる。アメリカはDIY(Do It Yourself)大国である。壁のペンキ塗りから、家のリフォームに至るまで、自分で行うDIYの精神が国民に根づいている。しかし1970年代の発足時には1000社あったホームセンターも淘汰に次ぐ淘汰の結果、現在は1位のThe Home Depot (ホームデポ)と2位Loweʼs(ロウズ)の2社による「複占」市場となっている。ホームデポはアメリカ最大、世界最大のホームセンター企業である。1978年にバーニー・マーカスとアーサー・ブランクに…




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