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月刊商人舎 2017年05月

 実践分析編 


イオンスタイル碑文谷

2017年05月10日

イオンスタイル碑文谷(以下碑文谷店)の今回の改装は「政策的改装」であろう。老朽化→競合→政策的改装の3段階の中で、最も大掛かりであり、新店並みと言って良い。データを持っているわけではないが、15億円以上の投資が掛かっているのではないか。碑文谷店は「イオンスタイル多摩平の森」や「イオンスタイル板橋前野町」のスタイルを踏襲しつつも、「富裕層シニアが多い目黒」という地域特性をどう取り入れるのか、苦心しただろう。ダイエー時代からの課題でもあったが。私の勝手な呼称だが「専門店統合型総合スーパー」であり、かつて多くの総合スーパーが一時期目指した「総合スーパー+アッパーゾーンのジュニアデパート」とは違う。①事前の期待に対する評価 〇a.(お客ニーズ)つくらない化へのさらなる対応惣菜売場のスープ、惣菜、デザートな…




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