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月刊商人舎 2017年04月

 Special Report 


セカンドハーベスト・ジャパンの15年

フードバンク誕生から社会インフラ構築までのプロセスを追う

2017年04月10日

国内初のフードバンク団体を謳うセカンドハーベスト・ジャパンは、日本にフードセーフティネットを構築することを使命として、2002年に設立された。その意味は「二度目の収穫」。「すべての人に食べ物を」という理念に基づいて、現在は4つの活動を柱に据える。活動領域の広がりとともに、セカンドハーベスト・ジャパンを取り巻く環境も変化した。「政策提言と発展」を担当する田中入馬(いるま)マネージャーに日本のフードバンクの歴史と実態、最新課題を聞く。 セカンドハーベスト・ジャパン設立の経緯  セカンドハーベスト・ジャパン(以後2HJ)は、創立者であり、現CEOでもあるマクジルトン・チャールズ・アール氏が2001年に、炊き出しの食材を集める活動を仲間たちと行ったことに始まる。彼は、1984年にアメリカ海軍所属の兵士として日本の横須賀に…




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