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月刊商人舎 2016年05月

トップバリュvsセブンプレミアムの明暗

日本PB2強の相反する2016年戦略を追った。

2016年05月10日

経営評論家 保科 篤国内のプライベートブランド(PB)市場は3兆円を超え、生活者の間に完全に定 着している。小売業はPBを利益商材と位置づけるが、かつてPBは「安さ」を訴えるものが多く、商品企画や「川上」に踏み込んだものは少なかった。だが今 は、付加価値を追求し、品質重視型の商品を開発する動きが活発化。今後は販売責任を持つ小売業としてどういう暮らしを提案するか、そして、それを商品とし てどう具現化するのかが問われる。だからPB開発は小売業の競争力を決める重要な位置を占める。PBは小売業が独自に企画して開発する商品を総称する。民間調査会社の富士経済によると、2015年のPBの国内市場規模(小売ベース)は2014年比 4.1%増の3兆1084億円。同推計に基づくと、約40兆円といわれる小売市場全体に占めるPB比率はまだ9%にすぎな…




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