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月刊商人舎 2016年03月

 日本一の酒卸「国分」のスペシャリストたちが明かす 


ワインMDトレンドと売り方改革

2016年03月10日

酒類部門の卸売りでは国内トップの売上高を誇る国分グループ本社㈱。2015年度の売上高1兆6382億2000万円のうち7151億1800万円(43.6%)を酒類が占める。国内の酒類市場は約3兆5000億円といわれている。高齢化や人口減の影響で酒類市場の縮小は避けられないが、ワインに限れば2009年から7年連続で消費 量が増大して、98~99年の赤ワインブーム期の消費量に迫るようになった。同社では、今後10年間の未来予測においても、ワイン市場は伸長を続けていくとみている。 ■ 関税引き下げでチリワインが独り勝ちワイン販売の特筆すべき点として、マーケティング統括部の千木良治氏はインターネットによる購入を挙げる。千木良氏はマーケティング企画部長兼MD統括部MD企画部長でワインアドバイザー。「アルコール全体の販売額の中でインターネット販売の…




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