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月刊商人舎 2016年02月

 プロフェッショナル西川隆の 


斬新レイアウト実践提案

イラスト構成

2016年02月10日

   スーパーマーケット1  500坪型の店舗だが、青果売場を抜けた先にある鮮魚売場はコーナーを斜めに切り、入口に入った顧客の視点が止まる「受け」を作った。一方、お客の目線か ら完全に外れる店舗右サイドの導入部に地場野菜コーナーを設置。さらに長い奥主通路には意図的に円形の鮮魚対面コーナーを設けて、それが客動線から死角部 分をなくす工夫にもなっている。顧客は決して直線だけでは歩かない。陸上競技場のトラックを思い浮かべればよくわかるが、直線と曲線の組み合わせの楕円に なっている。ベーカリーはテナントだが、テナントもできるだけ動線の中に組み込むようにした。基本的にスクエアな売場だが、コーナーに当りを作ることで、 競技場トラックのように、丸く顧客を誘導する仕掛けを作った。     スー…




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