戻る 印刷
月刊商人舎 2016年02月

 【ステップⅢ 


阪食の「エッグプラン手法」全公開

阪急オアシス箕面船場店(大阪)開発のステップⅢまで

2016年02月10日

ステップⅢ                  スケッチを描いて売場の実際を「見える化」する ステップⅢに入ると、いよいよストアデザインチームが忙しくなる。イメージがわかるように、各売場の図面に海外で撮ってきた売場の写真を貼り、より具体的な図面やスケッチを作っていった。皆に「見える化」するために、何回もスケッチを描き直してもらうのだ。入口からレジは見えない、といった改善もスケッチでわかりやすく見せた。特に核の部分は、描いてもらったスケッチと写真を見ながら皆で意見を言い合う。什器や設えなどをしっかりと見ていくと、デリカのバックヤードの壁に遮られて、その先にあるレストスペースが死角になって見えないことが最後に判明した。そこで壁を抜くことで、レストスペースが主動線から見えるように変えた。…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください