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月刊商人舎 2015年10月

 結城義晴の 


チラシ広告進化論

販促分配率から「真実の瞬間」まで

2015年10月09日

いいチラシを見ると、店に行きたくなる。いい映画のいい予告編のようで、いい商品に巡り合いたくなるし、それらを買いたくなる。芸術的であったり、ユーモアがあったり、ドキッとさせられたり、さらにオピニオンがあったり。『広告批評』創刊者の故天野祐吉さんは見抜いていた。「マスメディア広告万能の時代は終わった」これはマスメディアが終わったわけではなくて、「マスメディア万能広告」の時代が終焉したことを言っている。テレビにCMを出しておけば単純に商品が売れるという時代が終わったということ。チェーンストアやスーパーマーケットのチラシ広告にも、それは当てはまる。「チラシ広告万能の時代は終わった」  HP上チラシの「移行期の弥縫策」    なぜ、マスメディア広告万能の時代が終わったのか。これはマーケティングの大テーマだ。…




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