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月刊商人舎 2014年09月

今月の毎日更新宣言 Blog Essay


2014年09月10日

習近平「虎蝿一網打尽」 の ジレンマ と 日本小売商業 の 「ジンテーゼ」       〈結城義晴〉 中国の習近平国家主席と指導部。周永康氏を汚職容疑で立件した。朝日新聞は社説で取り上げた。「『大物』の立件が映す中国の腐敗」。 周氏は引退までのこの5年間、司法部門の統括最高責任者だった。そのうえ大躍進する中国石油業界を強力な権力基盤としている。習近平は就任以来、大々的に腐敗摘発キャンペーンを進めてきた。 毎日新聞は巻頭コラム『余禄』で話題にした。「虎も蝿も一網打尽にする」。これが習指導部の国民への公約。超大物の周氏が、「虎狩り」の格好の標的。 『余禄』は案ずる。「この虎退治が習主席の独裁的権力の強化をもたらすのか、はたまた虎同士の新たな争闘を呼び起こすのか」 中国共産党元老だった陳雲の言葉…




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