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月刊商人舎 2014年07月

 Epilogue 


「ある傍観者の冒険」

倉本長治とピーター・ドラッカーの不思議な符合?!

2014年07月09日

                                                                                                            ≪結城義晴≫ これは結城義晴の個人的な告白である。 先日、ある会合で、私の講演を聞いていた人から尋ねられた。「結城先生はご自分で商売をやろうとはお考えにならないのですか?」 多分、この人は私が小売業やサービス業の経営をやらないのか、と問うたのだろうと思う。商売は理屈じゃあなくて、実践だ。そんな考えも隠されているのかもしれない。時たま、投げかけられる質問だ。 私は今も、㈱商人舎の代表取締役社長として、小さいながらも経営を実践している。1996年からは、㈱商業界の取締役に就いていたし、2003年には代表取締役社長の大役を引き受けた。資金繰りも、労務問題も、人事や組織問題も、営業も、製造…




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